算数・数学

比の理解と、約分・倍分は重要な関連があります。分数も約分だけできても半分しかわかったことになりません。物事は、対で覚えたほうが良い場合が多くあります。特に約分を理解したら、必ず同時に倍分も理解しておくことが重要です。

数学の文章題の場合は、文章の構造がわかり、内容に即した図や表など視覚化（イメージ化）できれば間違いなく解けます。

いわゆる受験をふくめ試験で出会う因数分解のほとんどがこの【①共通因数括りだし】【②完全平方と「2乗ー2乗」な関係】【③たすき掛け】で解けてしまう（もちろん組み合わさっている）ということに注目してほしいのです。

その通りです！　天秤の様に左辺と右辺が釣り合っています。ですから、両側から、同時に同じ重さを引いても釣り合っています。両側に、同時に同じ重さを加えても釣り合っています。両側に、同時に同じ操作をすれば釣り合ったままです。これが「わかる」ことです。

【ベクトルとは「存在（点）の移動」である。】と考えてみます。すると、意外とすっきりイメージ化し理解しやすいと思います。

手順化・自動化によって物事を解明しようとする数学的思考にとって、漠としてとらえにくい命題論理の把握は重要です。とくにデジタル時代を迎えまうます大切な単元です。

数学では、公式をはじめ重要事項はパターン・図で理解覚えておくと忘れにくくなります。そうです、算数・数学の基本は　イメージ化！！　これが結構有効です。

カッコはとても重要です。とにかく（　　）カッコを一まとまりと見做す感覚（ダメなときは文字AとかXとか置換してみる。）が身につけば、たったこれだけで、中学２年～高校１年ぐらいの基礎計算は征服したも同然です。

２１世紀は、数学で埋め尽くされた世界であり、あらゆるところで数学が使われている世界です。とくにアルゴリズム、ファンクション（関数）概念に埋め尽くされた世界だからこそ算数・数学の基礎をしっかり身に付けることは、生き抜くための必須スキルになっているとも言えます。

英語では、語順がなによりも大切。数学でも順番は極めて重要です。ここをあやふやにしておくととんでもない誤答にいたったりします。