悩んだら、行動しよう!海外放浪の旅【1】

経験の価値

悩んでいても、ただ考えていても何も変わりません。

やはり行動すること!

山の近くでジャンプする男のシルエット

学習も仕事も、すべてはこの原点にあると思うのです。

まず、行動してみる!!

自分自身がウジウジしていた若者であったころ、一歩前へ!の行動が救ってくれたことを思い出します。

思い切って行動したヨーロッパ放浪の旅が、自分自身を大きく変革してくれました。

なぜ、人は生きているのだろう。

どのように、人は生きているのだろう。

自分は、どうすればよいのだろう。

無茶苦茶悩み多き20歳代の自分を今でも鮮明に思い出すことができます。

高校教師として就職していた自分が、これからもこの職業のままでいいのか?

自分に、他者を導くことなどできるのだろうか?

一生懸命勉強して学んだ理論に基づいて現場で対応すると、まったく理論どおり行かない現実

学生時代以来、本や授業や友人から学んだ様々な概念が、どうしても現実を把握しきれず納得できない日々が続いていました。

オレンジ色のピースロゴの看板

そんな時、近しく相談相手として日々の会話を積み重ねていた友人の美術教師が「こんど世界の美術を見てみたいから海外旅行に行く。ついては教員を辞めるので宜しく」

といって、さっさと教員を辞職し海外放浪旅行に出発してしまったのです。

青い空の下でテーブルの近くで写真を撮る男

ショックの大きさは計り知れず、喪失感と羨ましさと計り知れない勇気をいただいたことが忘れられません。

 「よし、自分もこの目で世界を見てみたい」「人々はそれぞれの土地や政治システムの中で、どのように生きているのかを覗いてみたい」

 それから、海外旅行をするにはどうすればよいか(当時は海外10万円までしか持ち出し禁止でまだまだ海外旅行には大きな壁がありました)を必死に学習を始めました。

白いセラミックマグの近くの茶色の木製テーブルに書いている人
  •  病気になったらどうするか。
  •  いや、そもそも病気にならない体力づくりが先決だ
  •  交通手段はどうするか
  •  お金はどのぐらいかかるのか?とにかく安く済ませる方法があるはずだ。
  •  中途半端な英語力だが、このままではどうにもならないかもしれない。全身でコミュニケーションをとればなんとかなるだろう。

 日々準備することは山のようにあったことを思い出します。

 それから約2年後、自分自身もヨーロッパ放浪の旅にでることになります。

DA 丶

この行動が、その後の自分に「生きる自信」と「生き抜くエネルギー」を充填してくれた貴重な体験となりました。

テレビやガイドブックでは決して知り得ない現場があることの発見。

どんな場所でも、そこで生きている人々がいて、それぞれが生きているということ。

自分の考え方や概念形成とは、全く異なる世界で生きている人々の方が圧倒的に多い世界。

自分の生きてきた社会への批判ばかりに溢れていた自分の再認識。その一方で改めて自分の生きてきた日本という社会のすばらしさや良さの見直しと欠点の再確認。

その他、もろもろのコトバにしきれない覚醒など・・・

人の手

行動の産物は予想以上に貴重でおおきいものでした。そして、経験値が大きくバージョンアップされたことで、次への行動の自信をつけてくれました。

だから、どうしてもこれだけは伝えたいのです。

 悩んだら、まず行動してみる。

 学習も「わからない」などと悩んだら、まずやってみる。

 一歩前へ!が、行動するエネルギーこそが新しい自分を創ってくれます。

山にカメラを持っている男

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