「考える」体験の過小評価が躓きの原因です。考え血肉化する。

アピール

資格試験を突破する効果的勉強法はあります。

資格試験を突破する時、「基礎学力」を前提にすれば効果的方法はあります。

問題は、この「基礎学力」と呼ばれるものが身に付いていない場合をどうするかが重要です

緑のヤシの植物のほかに色鉛筆の盛り合わせ

  • まず低得点をアップしたい。
  • まず、目の前の「赤点」を突破したい。
  • などの時

とにかく、早く「答えの出し方」を教えてほしい。との要望を聞きます。

その気持ちは十分にわかりつつも、焦らずに「考える」訓練をする方が結果的に「わかる」ことにつながることに気付いてほしいと思うのです。

脳、解剖学、抽象、芸術、枝、計算

デジタル革命を迎え、急速に変化する社会において、自分の中に「わかる」体験がどのくらい積み上げっているかが重要です。

いわゆるリベラルアーツ(本当に自由な生き方をするための教養)は原点になります。そして、「わかる」には「考える」ステップが不可欠です。

 問題を解いたとき、実はそのときの思考のプロセスを確認し、どのぐらいの論理思考ができているか、どのあたりの部分まで暗記しているかなどを確認することが大切です。

分かりやすい授業を受けると、その時は分かった気にはなります。

しかし、そのわかったことを他者に説明できないことも多くあります。

 じつは「説明できない」時は「わかっていない」時です。

授業等で「わかったつもり」を復習し、知識を自分の中で組み立てなおしていれば、他者に説明もできるし成績も伸びます。

 いわゆる「勉強ができない子供」は授業を聞いただけで「わかったつもり」になっているが「考えて」「再整理」できていない場合、結局何も身に着いていない状況となり説明もできず、成績も伸びることは難しくなってしまいます。

 つまり「考える」をうまく体験することが大切。「どのように勉強しているのか!?」が極めて重要になります。

 ですから、学校の授業にプラスして塾や予備校に行っても「わかったつもり」の段階でほおっておくとほとんど成績は伸びません。

女性の青いドレスシャツ

 「考える」作業は本人にしかできません。

強制されても「考えるフリ、勉強しているフリ」 だけで自ら勉強することなしには「わかる」は有り得ないのです。

 RIZAPという会社がありますが、実は「痩せる」ためにはパーソナルトレーナーが有効だということに気付かせてくれました。そして経営として十分成立することも示してくれました。

 だって「痩せる」ためには本人がその意思をもって計画的に取り組めば必ず実現するものです。ところが多くの場合、この自己コントロールができないという現実があるということです。

 勉強も同じです。

自分が「学びたい」意思をもって「考え」て「わかる」ことを積み重ねれば成績はあがります。でも多くの場合、それが自分ではできない場合が現実です。

 確かに、そんなときは思考もプロセスを見て考える手立てを提供するパーソナルトレーナーがいるととても有効だと思います。

 まず「考える」癖をつけ「自分でやってみる」ことが何よりも重要です。

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