ibisPaintの使い方6⃣

6.キャラクターの描き方

① マイギャラリーを選択

② 右上の+ボタンを押す(新規キャンバスを作成)

③ 新規キャンバスを作成→サイズ1:1(SD) 1280X1280

1  ラフを描く

 ラフとは:イラストの全体像や構図を決めるための下書きのこと

 描きたいモチーフを大まかに捉える工程なので線は整えなくて大丈夫です

 ④ ブラシ選択>Gペン(ソフト)5~10pxに設定し大まかにキャラクターを描く

※描きやすいブラシがある方はそのブラシを選択してください

→描き終わったらレイヤーを開き、ラフを描いたレイヤーの不透明度を下げる(約10〜20%)

2 線画を描く

線画とは:ペン入れや清書のこと

⑤  新規レイヤーを作成する(レイヤー2)

ブラシ選択>ペン(ハード)5~10pxに設定する

※描きやすいブラシがある方はそのブラシを選択してください

ラフをなぞって綺麗な線画を仕上げる→ラフを非表示にする

3 配色

⑥ 新規レイヤーを作成(レイヤー3)し、線画レイヤーの下に移動する

  =>この段階でレイヤー番号は2と3が入れ替わる

→塗りつぶしツールやブラシを使って色を塗る=>体:黄色、羽&嘴:濃い黄色

(彩度・明度調整の復習)

4 影をつける

=>現在のアクティブレイヤーが配色したレイヤー2であることを確認する。 

⑦ 影をつけたいレイヤーを新規に追加(レイヤー3)を配色レイヤーに

クリッピングし、ブレンドモードを「乗算」に設定する

【注意】線画レイヤーはレイヤー4になっているはず。

【Wikipedia「色彩調和論」】より参考資料

自然界では同じ色でも日向では黄みを帯び、日陰では青紫みを帯びて知覚され、これらの自然な色の連続が認知できる状態が「調和している」だとした。

⑧ 影と光の表現のいろいろ

 =>光や影の色に正解はありませんが色選びに迷ってしまった時は

  ハイライト:黄色に近い色

  影:青紫に近い色

 を選ぶとナチュラルに仕上がります

例 乗算レイヤーに薄い青紫色で影色を塗る

⑨  影を塗るブラシや影の位置を変えることによって質感や印象を変えることも出来ます

4 ハイライトをつける(左オデコのテカリ)

=>ブラシ選択>ペン(ハード)20~30pxに設定する

⑩ ハイライトをつけたいレイヤーを新規に追加(レイヤー4)し、配色レイヤー(レイ

  ヤー2)にクリッピングする。

  更に、ブレンドモードを「スクリーン」に設定する

例 スクリーンレイヤーに薄い黄色でハイライトを塗る

=>ここで一旦保存する。コピー作成し新規コピーを2つ追加する

5 画像の加工と追加仕上げ

⑪   オーバーレイ

 配色レイヤー2に乗算レイヤ3、スクリーンレイヤー4を確認し

 スクリーンレイヤー4がアクティブにする。

=>新規レイヤー追加(レイヤー5)を配色レイヤー2にクリッピング

つまり色味を変えたいレイヤーに新規レイヤーをクリッピングし、ブレンドモードを「オーバーレイ」に設定する>任意の色で塗り潰すと簡単に色味を変えることができる

⑫ 【注意】 上記画像は全体に色を塗っていますが、見せたい部分のみをポイントで塗る 方法も効果的です。(エアブラシの使用で可能になる)

=>ブラシ選択>エアブラシ(標準)約200px

=>色を変えたい部分をエアブラスで少しづつなぞる。

6 線画の色のトレース

⑬  線画の色トレス

 色トレスとは:線画の色を完全な黒ではなく塗りに近づけた色にすること

=>線画レイヤー(レイヤー6)がアクティブを確認する

=>この状態で、「不透明度」をロックし(白からブルーに変わる)

=>ブラシ選択>ペン(ハード)200px

=>色を決める

  ここは、自分なりに面白い色を作ってみる

=>線画レイヤーを不透明ロックを確認

キャンバスに戻り、変えたい色で塗る>線画が上塗りされ馴染み、柔らかい印象を活かすことができる

【例】線を黒から茶色に変更した

◼️よく使われるブレンドモード乗算:影をつける際によく使われるスクリーン:自然なハイライトや反射光を塗る際によく使われる加算(発光):強いハイライトを入れる際によく使われるオーバーレイ:画像の加工や色味を追加する際に使う

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